灯台もと暗し

ヘイ!ヤキソヴァ!メーン!

京都は、ほんにええとこどすえ。


先日、江戸から友人が里帰りした際、
”行ったことないし京都観光でもすっか。”ということで
市内を廻ってまいりました。
ゴールデンウィークでもあり、あまりベタなとこ行っても、、
なのでちょっと穴場というか、マニアックな観光コースへ。



といいながらも、はじめに寄ったのは龍安寺竜安寺
何回も俺が”りょうあんじ”だっつってんのに、
友人はずっと りゅうあんじ りゅうあんじ 言うてました。
闇雲闇雲ォ
友人をご紹介。
ピースサイン枯山水とのアンマッチ。
かなり石庭に失礼。
目線代わりにあるのは竜安寺にあった書。
ヤミクモ と僕らは読んでました。
通称”虎の児渡し”
さすが有名寺。
見事な庭。
が、天気も良く、早起きしたこともあり、
まだテンション落ち着かず、静 の世界には入らず。
つつじが石畳に映える
ドイツ人らしき団体やら、他にも結構人がいることもあり、
ふ〜んて感じで寺内徘徊。
どっから見ても、石がひとつ隠れるとな。
・・・
まさしくふ〜ん。
ふ〜んOFふ〜ん。
ぼうふらぼうふらぼうふらぼうふら
どんなけ火事こわいねん。
ほんで、バケツ使い切った後はどうするつもりやねん。
ボヤ騒ぎなったら、坊主いっぱいでてきて
あたふたあたふたバケツリレーするんでしょうな。

ザッツIQサプリ
わかるでしょうか、真ん中が 口 になって四つの漢字になってるのが。
吾唯足知
ボケ無しで解説すると
ワレ、タダ足ルヲ知ル。
欲深くなっちゃぁいかんよ、君ぃ。と、いっとるわけです。

ここで受身とかしたい。
”むふぅ、立派な寺ぢゃ”
天誅ごっこしたい
庭のよこの壁が奥にいくにつれて低くなってるのがわかるでしょうか。
いわゆるひとつの遠近法みたいな。
チンダル現象みたいな。
レミングは左手?右手?どれが磁力?みたいな。
三顧の礼
緑薫る皐月晴
モヤイ
モアイ像発見。
今度は獅子
MKのバイキングで腹を膨らませ、
次に行ったのが正伝寺。
一気にマニアック。
ほんまは悟りの窓とか見に行きたかったんだが、
アホみたいに長い期間改修工事するみたいなので行けず。
そこで白羽の矢が刺さったのが、ここ。

借景2乗
三つの茂みが、右に行くに連れておっきくなっていく。
拝観ノートみたいなのには、
これは肉球を表してるんだと書いてあった。
子供の肉球、青年期のにくきゅう、おとなのにくきゅ。
でも我々の出した結論は、
この庭は、陰毛を表している。だった。
ボボボボーボボ
これはどうみても大人の陰毛だ。
なんかもうぼうぼうだ。
呪怨
罰当たりなことを考えながら上を見ると血天井
手形いっぱい。
本物かどうかより、
なぜこんなものを天井に使うのか、その動機の方が知りたい。
ごめんくさい
隣はゴルフコース
次に目指したのは、伝説の円通寺
京都で一番庭が綺麗なのではとの噂の寺。
実は私はこれが二度目だったが、
行ったことがない人が見たいというなら、喜んでついて行く。
借景!!借景!!
もうすぐ背景の山に建物が建ってしまって、台無しになっちまうそうな。
見に行くなら是非今のうちに。
満足度は保証します。
借景!!
後の生垣は1m60あるそうです。
借景!!!
30分も見ていれば、そのうち和尚さんの解説テープを流してくれるので
それを聞いてください。
というか、庭見んでもいいからテープは聞いてください。
抑揚の効いた、味のある声で、
ツッコミどころ満載です。
もうこれはいくら説明しても野暮なので
聞いてもらうしかない。
行ってください。


こんな感じでした。
まだまだ京都にはパラダイスが隠れてるはず。
京都にお寄りの際は、マイナーなお寺めぐりもよろしおすえ。